ピアニストのばね指治療①|世田谷区はる整骨院/整体院ブログ
あまりの忙しさにブログの更新が滞ってました…
でも情報発信は続けていきますので、よろしくお願いいたします。
本来はブログ連載シリーズ第二弾として『肩こりと頭痛』に関する内容をお送りする予定でした。
ですがピアニストの先生やヴァイオリニストの方の指の治療を依頼され、その治療を行った方から情報発信をしてほしいというオファーがありましたので急遽変更することとなりました。
ピアノやヴァイオリンなど管弦楽をしていてばね指にお困りの方向けに書いたために、文章量が凄いことになりました…
私の文章力の無さも相まって、読むのに気力と忍耐が必要かもしれません…
それでも、本気でお悩みの方への少しでも手助けができればと書かせていただきました。
ばね指になってしまったピアニストなど演奏家の方は色々な人に相談をしたり、ネットで情報を探したり、本を読んだりと情報収集をします。
様々な立場の人(お医者さん/整体師さん/鍼灸師さん/接骨院の先生/患者さん)
が様々なことを書いているので情報を整理するのが大変ではありませんか?
というわけで…
1)演奏家にバネ指は多いのか?
2)ばね指にステロイド注射をしたケース
3)ばね指に手術療法を選択したケース
4)ばね指に手による治療(保存療法)を選択したケース
とわけて説明をしてあります。
必要な情報の部分だけ読んでいただいても良いと思いますし、全体像の把握に使っていただいても大丈夫だと思います。
以前に当院では医療従事者向けのばね指ブログを投稿しています。
当院HPのばね指/腱鞘炎ページもあります。
そちらも合わせてお読みください。
医療従事者向けであるためにわかりにくい部分もさらにあるかと思いますが…
それでは8000文字を越えてしまったブログですがお付き合いください!
(文字数がブログではないと言われてしまいました(汗)分割投稿にします!)
肩こり/頭痛ブログも鋭意作成中ですので、そちらは今しばらくお待ちください。
世田谷区豪徳寺はる整骨院/整体院はほかでは解決できない音楽家の指のトラブルに向き合える治療院です。
ピアニスト(演奏家)にバネ指は多いのか?
ピアニストのバネ指についてですが、一般的に言われているほど特別多いわけではありません。
ピアニストは指を頻繁に使う職業でありますが、指を固めて使用する職業(料理人や我々施術家など)に比べれば頻度は若干低いようです。
ですが、ピアノ演奏には緻密な指の動きが求められるためバネ指になるとすぐに問題が表面化します。
そのため話にはよく上るというのが実情なのではないでしょうか?
軽度のばね指なら、一般の人は放置している場合が多いのです。(これはこれで問題ですが…)
ただしピアノをはじめ管弦楽器の演奏家のばね指は特別でもあります。
数時間にわたってピアノを弾き続ける、演奏し続けると腱鞘と腱にすでに問題が起きている場合には炎症が起こりやすいという特徴があります。(何の問題のない柔軟な腱/腱鞘ならばあまり影響はないようです)
ばね指は動かせば動かすほどに肥厚した腱鞘と腱の結節(腱が太くなってしまった場所)で摩擦がおこり炎症が悪化、さらには症状が長期化していきます。
整理すると
1)ピアニスト(音楽家)に特別バネ指が多いわけではない
2)発症するとピアニスト(音楽家)は演奏にすぐに影響する
3)頻繁に指を使用するために悪化したり長期化する
このような感じでしょうか?
演奏家にバネ指が多いと言わられるのは、発症数が多いというよりも困り具合が強いのと、経過が長いためだと思われます。
罹患率は普通だが完治率が低い=ピアニストのバネ指人口が増え続ける
このような状況であると考えられます。
今回の記事はここまでとさせていただきます。
次回以降に
2)ばね指にステロイド注射をしたケース
3)ばね指に手術療法を選択したケース
4)ばね指に保存療法(手による治療など)を選択したケース
については書かせていただきます!乞うご期待!
ばね指/腱鞘炎でお悩みの音楽家/ピアニストの方がいらっしゃいましたら、お気軽に一度ご相談ください。
はる整骨院/整体院では全力で対応させていただきます。