有痛性外脛骨④|世田谷区はる整骨院/整体院バレエ整体ブログ
短くまとめる力をつけようと
決心していたはずなのですが…
気づけば有痛性外脛骨というテーマだけで
もう四回目になってしまった
世田谷区豪徳寺はる整骨院/整体院のバレエ整体ブログの有痛性外脛骨編です。
今回も前回/前々回の続きとなり
バレエの有痛性外脛骨に選択すべき治療法となります。
今日もよろしくお願いします。
バレエの有痛性外脛骨に対する筋膜リリース
有痛性外脛骨で検索をすると
- 外脛骨が存在すること
- 後脛骨筋が引っ張ること
- 偏平足であること
などが一般的な原因として挙げられています。
バレエダンサーの有痛性外脛骨を治療させていただく機会が増えると
原因が他にあるケースのほうが多いと感じるようになりました。
その一つは筋膜を原因とするものです。
- 過去に捻挫をしている
- オーバーターンアウト(無理やりな一番ポジション)
- 上手に使えていない筋肉がある
などなど筋膜の癒着が起きる要素はバレエの中に様々あります。
筋膜に原因がある場合には
- 足の甲
- 脛
- 指の根元
などを筋膜リリースすることで大きく痛みが改善する場合が多くあります。
特に過去に捻挫(ぐねり、ぐねるなんてバレエの子たちはいいますが、あれも立派な捻挫です!)をしている場合
捻挫で痛めた部分に硬い張り付き感(くるぶしの下や、脛の外側)があり、それを取り除くことでも痛みが消えます。
有痛性外脛骨だと診断されても
原因が筋膜にあることは非常に多いと
日々の治療の中で私は感じるようになりました。
バレエダンサーの有痛性外脛骨に対する運動療法
運動療法というとピンとこないかもしれませんね。
簡単に言うと、痛みの改善などを目的に行う
病院や接骨院で指導されるエクササイズのことです。
有痛性外脛骨に陥るバレリーナは
- 甲がでない(アーチが低下している)
- 重心の位置が定まっていない
- ターンアウトが出来ていない
- 鎌足になりやすい
などの特徴があります。
これらは有痛性外脛骨の原因になりますし
美しいバレエからも外れているために
先生によく注意される内容にもなります。
運動療法には痛みを改善するだけでなく
バレエテクニックの改善にも効果があります。
そもそも正しいバレエテクニックで踊れていれば
有痛性外脛骨にかかわらず痛みが出にくいものです。
バレエで改善しないテクニックの改善までしてくれる
運動療法とはとっても素敵なバレリーナの味方なのです!
ですが…
ストレッチの時にもお話しましたが
間違った指導を受けた場合は最悪です。
長引くばかりか悪化させる危険性があります。
バレエを知っているセラピストさんに
しっかりと指導をしてもらうことが重要です。
世田谷区豪徳寺はる整骨院/整体院のバレエ整体ブログでは
四回にわたってバレエにおける有痛性外脛骨の治療法
について書いていきました。
長くなってしまい読むのも大変な場合もあるので
次回は『有痛性外脛骨の治療法|まとめ』
をお送りする予定です。
不定期更新ですので気長にお待ちくださいm(__)m