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バレエダンサーの肩の痛み|世田谷区はる整骨院/整体院バレエブログ

前回のバレエでの首の痛みと同じく

決してバレエダンサーが多く経験する痛みではないかもしれません。

ですが、発表会前のこの時期に

駆け込みでいらっしゃった方が多かったので

少しダンサーの肩の痛みについて書きたいと思います。

 

バレリーナは肩を痛めにくい?

バレエで有名なポーデブラと言えば

白鳥の羽ばたきを想像される方が多いのではないでしょうか?

 

基本的にバレエの腕の動きでは

体幹部よりも

腕が後ろに行くことはありません。

 

四十肩をはじめ肩を痛めると

腕を前で使う時よりも

腕を後ろに回すときに

強い痛みを感じることが多いです。

 

それは痛めるきっかけもそうでして

肩を勢いよく上げたり

後ろに回そうとした時に

肩を痛めることが多いのです。

 

ですので、体幹よりも

後ろで腕を使わないのであれば

肩を痛めることは多くはないので

バレエでは肩を痛めにくいと言えますね。

 

何で発表会前になると肩を痛めるのか?

一つには練習頻度があります。

白鳥の羽の動きは

  • 羽ばたき(flutter)
  • 反転(reverse)
  • スイング(swing)
  • 折りたたみ(folding)

の4つの基本的な動作のパターンを使用しています。

 

人の腕を使って

これらを再現しようとすると

  • 肩の内外転
  • 肩の内外旋
  • 肘の回内外
  • 肘の屈伸
  • 手首の掌背屈
  • 手首の橈尺屈

という動きを使用します。

何を言っているか中々わかりにくいですね。

 

ざっくりと言ってしまうと

肩/肘/手首をフル活用する必要があるということです。

それも身体の前だけで…

これは思いのほか

負荷が高い動きになってきます。

発表会前で練習が重なると

肩の痛みが次第にでてくる可能性が高まります。

 

 

もう一つ多いケースが

ジャズなどの他のダンスと

クラシックを合わせて行うことです。

 

発表会の演目に

クラシックバレエだけでなく

モダンやコンテなど

身体の後ろ側で腕を使ったり

グルグルと肩を回すような振付もあります。

 

これは普段のクラシックの動きとは

大きく違います。

慣れない動きを急にすると

肩の関節がずれたり

筋肉を傷めたりします。

 

バレエダンサーも肩のケアが大切!

バレエダンサーが肩を痛めて来院されます。

その場合の多くが

胸筋(男性で言えば胸板)が硬いケースが多いです。

 

前述しましたが

クラシックでは腕を後ろではほぼ使いません。

 

なので、普段は困らないのですが

気づかないだけで胸の前が緊張して

腕が後ろに回らなくなっている場合が多いです。

(特に大人バレリーナさんで多いですね)

 

これは痛みが出やすい状態であって危険ですし

なによりも、ポーデブラが柔らかくできない原因になります。

 

バレエで使わないから大丈夫!

と言われる方も多いのですが

使えるのに使わないのと

そもそも使えないのでは

大きく状態が異なります。

 

白鳥のような流れるような動きは

硬い肩では決して再現できません。

 

貴方の肩は

しっかりと動いてくれていますか?

 

 

世田谷区豪徳寺はる整骨院/整体院のバレエ整体ブログをお読みいただきありがとうございます。

次回はバレエダンサーを引退にすら追い込む『有痛性外脛骨』についてお伝えする予定です。

不定期更新ですので気長にお待ちくださいm(__)m

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