MENU

クリックすると電話がかかります
03-6413-1730

ブログ

HOME > ブログ > 足の痛み > バレエ整体と足の痛み①|世田谷区はる整骨院/整体院バレエ整体ブログ

バレエ整体と足の痛み①|世田谷区はる整骨院/整体院バレエ整体ブログ

バレエ中の足の痛みの原因は?

夏休みに入るとコンクールや発表会の練習が増えてきます。

そうすると練習量に比例するように足の痛みが出てきたり、悪化したりしませんか?

バレエダンサーの痛みについて2015にとられたデータでは

70% 使いすぎ

30% 怪我

とされています。

 

これらは単純に痛くなったとか怪我をしたという人の数の比較です。

当然ですが、痛みや怪我の無い人はいるわけです。

同じようにレッスンをしたり、リハーサルをしてもピンピンしている人もいるのは何故でしょうか?

 

それには『身体の使い方』に重要なヒントがあります。

今回はバレエで生じる足の痛みに関係する

身体の使い方/状態を詳しく見ていきたいと思います。

 

その上でとても大切なのが

身体の硬いバレリーナさんと

身体の柔らかいバレリーナさん

に分けて考えることです。

今回は、身体の硬いバレリーナさんを見ていきます!

 

体の硬いバレリーナさんのケース

 

甲が出ていない

甲が出ていないのは見た目上の問題だけではありません。

甲が出ない足でルルヴェをしようとすると

重心がどうしても踵側に落ちてしまいます。

重心が崩れた状態ではふくらはぎの筋肉

(腓腹筋/ヒラメ筋/後脛骨筋/長趾屈筋/長母趾屈筋/長腓骨筋/短腓骨筋など

いっぱいありますね(汗))

を過剰に使用することになります。

結果として

アキレス腱の痛み

くるぶしの内や外側の痛み

が起こってきます。

 

他にも甲が出ないのに無理をして立とうとすると

鎌足/逆鎌足になってしまいがちです。

これも同じ場所に痛みが出てきますが

それに加えて足首の前や指の付け根の痛みにもなってきます。

 

膝が伸びてない

膝のお皿がしまえない状態も

見かけ上の問題だけではありません。

甲が出ないのと同じように

重心が後方に落ちてしまうという問題がおきます。

そのために

アキレス腱

くるぶしの痛み

にも影響します。

 

それに加えて

膝を伸ばそうと意識するあまり

膝の関節を圧迫するような力を絶えずかけてしまうことになりがちです。

そうすると

半月板を痛めて膝の内や外に痛みが出てしまう場合があります。

他にも太ももの前の筋肉(大腿四頭筋:特に外側広筋)を過剰に使用すると

膝蓋骨(お皿)の周り痛みが出てきます。

 

股関節が開かない

スプリッツができない

前後開脚ができない

とお悩みの方は多いと思います。

 

股関節の柔軟性が低いことは当たり前ですがバレエに影響します。

股関節の柔軟性が低いと骨盤を傾けて、何とか足を上げようとします。

デヴァンで足をあげると骨盤が後ろ側に…

アラセゴンドで足をあげると骨盤が横側に…

デリエールで足をあげると骨盤が前側に…

股関節の柔軟性が低いと骨盤の傾きは非常に大きくなります。

この傾いた骨盤を何とか支えようと足の付け根(股関節)の筋肉が緊張します。

レッスンやリハーサルが増えてくると普段でも上がりにくい足が

さらに重く感じられてあげにくくなったり

足の付け根に痛みを感じてあげることが困難になってきます。

骨盤の外側の筋肉が大きくもなってきますので

見た目上にも大きな問題ともなりがちです。

 

正しいバレエが痛みなく踊るためのカギ?

バレエ的な美しい身体のラインに近づけることで痛みは改善します。

  • 甲が出ていない=正しくバレエの動きができない=怪我をしやすい
  • 膝が伸びていない=正しくバレエの動きができない=怪我をしやすい
  • 股関節が開かない=正しくバレエの動きができない=怪我をしやすい

という法則が成り立ちます。

 

  • 甲が出て使えている=正しくバレエの動きが出来ている=怪我をしにくい
  • お皿がしまえている=正しくバレエの動きが出来ている=怪我をしにくい
  • 股関節が柔軟で骨盤が安定している=正しくバレエの動きが出来ている=怪我をしにくい

という法則も成り立ちます。

 

バレエは一般的に身体によくないと思われがちです。

私もそのようなイメージを持っていた一人でもありますが…

ですが、バレエの正しい動きを学び

バレエの正しい動きに整体や運動療法などで近づけてあげると

バレエによって身体は驚くほど強く健康になります。

 

階段の昇り降りができなかった高齢者に対して

バレエ整体の一部の施術を行った結果

階段の昇り降りがスタスタと問題なくできるようになった方もいます。

バレエの正しい動きに近づけることは怪我の予防だけでなく

日々抱えている痛みの改善にもつながります。

 

バレエをしているから

足首や膝、足の付け根が痛いのではありません。

正しいバレエの動きが身についていないので

痛みが出ているのです。

 

 

今回も長くなりそうなので

『身体の柔らかいバレリーナさんのケース』

は次回にしたいと思います。

バレエに関するブログも

今後どんどんと更新していく予定ですので

よろしくお願いします。

 

世田谷区豪徳寺はる整骨院/整体院のバレエ整体ブログは

不定期更新ですので気長にお待ちくださいm(__)m

産後骨盤矯正 / 産後ケアコース

すべて見る

TOP