吹奏楽部のための姿勢セミナー:世田谷区はる整骨院・整体院セミナー
今回のテーマは治療家仲間から、またマニアックな内容だねと呆れられました。
でもオファーをくれたのは普段から勉強会に参加してくれている先生です。
治療の質をあげるためには、様々な患者様のニーズに答える必要があります。
仲間になんと言われようと、これからも世田谷区豪徳寺はる整骨院/整体院では様々なテーマの勉強会を開催していきます(笑)
吹奏楽部のための姿勢セミナーの流れ
- 吹奏楽とオーケストラの違い
- 吹奏楽で用いられる楽器
- 演奏中の座り方
- 吹奏楽へのアレクサンダーテクニークの応用
- 吹奏楽と呼吸
それではセミナー内容に触れていきたいと思います。
吹奏楽とオーケストラの違い
我々の業界では、そもそもが管弦楽や吹奏楽などに触れる機会の少ない人が非常に多いと感じます。
運動は得意だけれどクラシックなんかはちょっと敷居が高い気が…
などと言っていたら音楽家や演奏家の治療はできませんので基本的な知識をつけていただくことから始めました。
ざっくりと…
オーケストラ:弦楽器+管楽器+打楽器
吹奏楽:管楽器+打楽器(+コントラバス)
ブラスバンド:金管楽器のみ
そしてそれぞれにどのような楽器があるのかも簡単に説明を加えました。
楽器を持って楽に座れる姿勢を作ろう!
今回のテーマは吹奏楽ですので、吹奏楽と姿勢についてのワークを行いました。
安定した音が出せない!大きな音が出せない!などお困りの方が多いのではないでしょうか?
息を吸って吐く…呼吸を使って音を出すのが吹奏楽です。
そして呼吸に大きく関わるのがお腹の緊張…
ですので、お腹が固まらない吹奏楽にとっての良姿勢を皆で学習しました。
これは非常に難しいワークになります。
というのはお腹が緊張せず大きな音が出せる姿勢は人それぞれ違うためです。
少し時間をかけると皆さん上手にできるようになりました!
身体を自由に使うための頭の位置
吹奏楽に限らず音楽の演奏家は頭の位置を動かしています。
身体が潰れたような頭の位置が低い姿勢ばかりでは良い音は奏でられません。
良い姿勢であっても、直立不動ではいい音が奏でられません。
頭の位置が自由に出したい音に合わせて動くという状態がとても重要です。
頭が自由に動くという感覚を体験してもらうと、皆さん驚きの声を上げていました。
身体も楽器の一部です(解剖学的呼吸)
音を奏でるのは何も楽器だけの仕事ではありません。
奏者の身体もよい音を出すための楽器でもあります。
吹奏楽では特に呼吸が重要になりますので、呼吸のメカニズムを専門家向けにレクチャーをしました。
皆さん国家資格保持者ですが、学校で習う呼吸とは一味違う内容に興味深そうに聞いていただけました。
まとめ|姿勢も呼吸ももっと自由でいいんだよ
最後にまとめとして、お話させていただいた内容は『姿勢も呼吸ももっと自由でいい!』ということです。
吹奏楽部に所属している学生の子たちは真面目な子が多い印象です。
顧問の先生に言われた指導を実直にこなそうとして、壁にぶつかる場合が多くあります。
先生の指導はとても大切で、正しい場合が多いのですが…
指導者の体形や伸長が大きく違うと、指導される言葉がしっくりこない事もあります。
我々は音楽指導の専門家ではありませんが、違う視点からだからこそ吹奏楽部の部員さんたちの悩みを解消できる可能性を秘めています。
指導者の先生を尊重しつつ、自由に身体を使った演奏をできるように姿勢指導ができたらいいですね!
以下はテンプレです!
当院では徒手療法に興味のある方の勉強会への参加をお待ちしています。
以下は注意事項です。
勉強会の参加希望時の注意
参加要件 | :柔道整復師・あん摩マッサージ指圧師・鍼灸師 :理学療法士・作業療法士・看護師など医療系国家資格保持者 :徒手療法に興味のあるセラピスト :医療系国家資格養成校の学生 |
メール問い合わせ | :info@hal-seikotsuin.com |
参加費 | :基本無料(使用する道具が大量に必要な時は数百円かかることもあります) |
開催場所 | :世田谷区豪徳寺1-22-1『はる整骨院・整体院』 梅ヶ丘駅・経堂駅・山下駅・宮の坂駅からも歩いて来れます。 |
服装 | :動きやすい服装 |
持ち物 | :筆記用具 :患者さんをとにかく良くしたいという熱いハート! :エビデンスの無い情報も一部あるので、それを受け入れる寛容な心! :わかりにくい言い回しなどを理解してくれる柔軟な頭! |
こんな人にお勧め
- 院長自身もまだまだ勉強・研鑽中のため粗もあると思いますが、ともに成長し治療家仲間を増やしたいという方は大歓迎です!
- カイロプラクティック・オステオパシーをはじめ様々な手技を取り入れる折衷派の治療院です。何か一つに傾倒したいと考えている方には不向きかもしれません。
- とにかく患者さんを良くできる武器なら様々なものを取り入れたいとお考えの方に推奨されます。